まほろ駅前 狂騒曲

あんねい

2014年08月17日 17:36



結構 ワタシ おんなじ本を 繰り返し繰り返し 読む傾向があります。

というより 一人の作家にこだわり、結果 おんなじ本を 読み続けることに・・・

でも 伊集院 静さんが 「読書は、手当たり次第 手を拡げるより、 良書に出会って 繰り返し読むことで、 20代で感じたこと、 40代で感じ 読み落としたことを 新たに発見する事など 読み飽きない(?と言ってたとおもう)し、 そんな本に出会えたら・・・」と。

ニュアンスでしか言えないけれど、 そのようなことを・・・・

豚児に貸していた(どうも まだ 読みかけのごたる) 「まほろ駅前」シリーズを 読み返しています。

本の中に

死とか 孤独に対する 恐怖に対して 「俺は あんたのこと、なるべく覚えているようにする。あんたが死んじゃっても。俺が死ぬまで。それじゃだめ?」

この ワンフレーズに 出逢うために 読んだような気がする・・・

人間は 一人。 でも 一人を 自覚してるからこそ、 誰かに寄り添ってもらいたいと思うし、それを 強制したくはない。

三浦 しをんさんの本には、 ユーモアと 人生に対する覚めた部分と・・・しばらくは 繰り返し読む本のリスト ナンバーワンに なりそうです。



関連記事